1.適切な環境が必要な分析天びんは、非常に繊細な機器であり、その性能を十分に発揮するためには、適切な環境が必要です。天びんの設置場所を決める際には、以下のような場所を選ぶようにしてください:
- 大理石製しっかりしたテーブルを設置可能な、人通りの少ない専用の場所
- 振動の少ない場所
- 窓や直射日光の当たらない場所
- 隙間風やエアコンから離れた場所
- 電磁波の干渉を避ける
2.天びんを電源に接続します。
3.天びんの電源を入れ、室温に2時間以上なじませてから使用してください。
4.天びんが水平であることを確認します。
5.日付と時刻を設定します。
6.内部のバランスを調整し、仕様に合っていることを確認します。
7.校正を行います。
測定を行う前に、天びんを校正しておくことが重要です。天びんの校正では、測定結果を既知の標準または基準分銅と比較します。これにより、天びんの読み取り値の誤差を特定し、修正することができ、正確で信頼できる結果を得ることができます。これは、校正技術者が専用の校正分銅を使用して行うことができます。メトラー・トレドは、お客様の特定のニーズに合わせたさまざまな校正・検証サービスを提供しています。
8.計量を開始します:
- 計量開始:計量開始の準備ができたら、ドラフトシールドを開き、風袋容器を計量皿の中央に置きます。
- ドラフトシールドを閉じ、「風袋引き」ボタンを押して、最終測定結果から容器の重量を差し引きます。
- 天びんや試料を汚したり傷つけたりしないように、清潔なヘラやピンセットを使って、計量する試料を慎重に加えます。
- 天びんに表示された重量を記録します。
- より具体的なヒントや、計量技術をさらに向上させるには、「正しい計量方法」ガイドをダウンロードしてください。